北海道森林管理局のホームページによる過去の入札結果からこの伐採を追跡する[Topに戻る]
今回の伐採事業は次の4つ    
2009年4月27公告日 森林環境保全整備事業請負(伐採搬出業務1号物件)
  
事業事務所 上川中部森林管理署 石狩森林事務所(2294林班そ小班外6)
     
 事業内容  詳細は別冊契約書案、図面、仕様書     
 事業種   保育間伐(活用型)・天然林受光伐     
 素材生産 2220m3(立方メートル)  入札1位価格 2109万円 A木材工業(株)      
2009年4月27公告日 森林環境保全整備事業請負(伐採搬出業務2号物件)

事業事務所 上川森中部林管理署 石狩森林事務所(2293林班な小班外2)     
 事業内容  詳細は別冊契約書案、図面、仕様書     
 事業種   天然林受光伐     
 素材生産 2180m3(立方メートル)
 入札1位価格 2070万円 K木材(株)   
2009年8月26公告日 森林環境保全整備事業請負(伐採搬出業務3号物件)
  
事業事務所 上川中部森林管理署 旭川森林事務所(106林班わ小班外1)     
 事業内容  詳細は別冊契約書案、図面、仕様書     
 事業種   保育間伐(活用型)     
 素材生産 1259m3(立方メートル)
 入札1位価格(2回目) 1739万円 Y産業(株)     
2009年8月26公告日 森林環境保全整備事業請負(伐採搬出業務4号物件)
   
 事業事務所 上川中部森林管理署 茅刈別・石狩森林事務所(2131林班い小班外3)     
 事業内容  詳細は別冊契約書案、図面、仕様書     
 事業種   保育間伐(活用型)・天然林受光伐     
 素材生産 2570m3(立方メートル)
 入札1位価格 2225.3万円 D林業(株)   
ここをクリックするとこれを記載したホームページに移動します。入札公告はそのページの
伐採・搬出請負は2009年8月26日と4月27日、数量調査は5月22日と9月17日の所にあります。     

森林管理局のホームページから考える  
「大雪と石狩の自然を守る会」代表の寺島一男氏の話によると
木材の1m3(立方メートル)は、地表部直径35cm〜40cm、高さ20mの樹木1本に当たるとのことで、上記の素材生産の合計
は8229m3(立方メートル)で、樹木1本を1m3(立方メートル)とすると、素材生産(伐採樹木量)合計は8229本となり、上記よりも
大きな木もある事を考慮すると森林管理局の伐採実行簿の7903本とほぼ一致すると考えられます。  
※半径20cm(直径40cm)長さ10mの丸太の体積は3.14×0.2m×0.2m×10m=1.256m3(立方メートル)となる。

この伐採に関する請負入札はこの4件の他に  
1号2号4号物件で伐採・搬出された木材の数量調査の入札公告が出されている。1号2号は5月22日4号は9月17日。
数量調査請負業務の落札結果についての情報はホームページには載っていない。  

森林管理局が業者に請け負わせたのは
森林の伐採と搬出、伐採樹木の数量調査である。伐採と搬出については合計8229m3(立方メートル)を請け負わせ
落札価格からすると1本当たり10万円で業者は伐採・搬出を請け負ったように推定される。

今回の伐採量は
数量調査請負業務の入札公告があったことからすると、請負った業者が調べているはずある。入札で請け負わせた
伐採数量の4倍以上の樹木は伐採されたとしたら、その仕事は伐採・搬出を請け負った業者が行ったはずである。
過剰伐採が行われたとしたら、どのような意図と仕組みでそのことが起き、そして見逃されているのだろうか?。
伐採・搬出・数量調査された伐採樹木は競売にかけられたはずである。そのことは北海道森林管理局のホームページ
から捜すことができるかもしれない。請け負わした計画の伐採数量と競売された数量は一致するのだろうか?