090804 夏の支笏湖 [Takan][Home]画像をクリックすると大きな画面が見れます
支笏湖は今から4万年前に起きた火山大噴火後に陥没したところに水がたまりできたカルデラ湖です。カルデラ形成後に一直線上に火山活動が起きて風不死岳・恵庭岳・樽前山が形成されたため 今のようなひょうたん型の湖になりました。支笏湖は標高243m・面積7616ha・周囲41km・平均水深は265m・最大水深363mの田沢湖に次ぐ我が国第2位の深さの湖です。 支笏湖の「シコツ」はアイヌ語で「大きな谷のへこみ」と言う意味で現在の千歳市の周辺の地名でした。シコツ周辺に移住した和人は、そこにタンチョウヅルが数多く生息していたので その土地の地名を「死骨」を連想させる「シコツ」をやめ、千年生きるとされる鶴にちなみ「千歳」に変えました。使われなくなったシコツの名前は西方の湖の名前に用いられ残りました。 支笏湖は針葉樹のエゾマツやトドマツ広葉樹のナラ・シナノキ・ハリギリ・カンバ・ハンノキなど豊かな森林に囲まれ、そのため回りの森には多くの哺乳類や鳥類が生息しています。 湖には在来種のアメマス・カジカ・エゾサンショウウオ・ザリガニの他、移植種のヒメマス・ニジマス・ウグイ・フナ・スジエビいます。阿寒湖から移植されたヒメマス(海のベニザケの陸封型) はふ化増殖され、支笏湖を代表する魚になっています。
札幌から支笏湖湖畔へ向かう道 露天風呂で有名な丸駒温泉 旅館の庭より建物を見る 旅館の庭より支笏湖を臨む
湖に隣接する露天風呂(右側) これが露天風呂、結構広いです
天然露天風呂について
支笏湖河畔国道453号線より、向こうには風不死岳
支笏湖河畔国道453号線より、恵庭岳です
支笏湖温泉河畔より左は樽前山、右は風不死岳
支笏湖温泉河畔より、向こうはに恵庭岳
かっての軽便鉄道の山線鉄橋、向こうは紋別岳