100814 大雪山赤岳 [Next][Daisetu] 画像をクリックすると大きな画面が見れます
「赤岳」は大雪山東側に位置する標高2078Mの山で、登山口の銀泉台から3時間程で頂上に着きます。小学校低学年の男女の兄妹連れたお父さんも見られました。天気予報の通りの好天に恵まれた快適な登山でした。  登山路は最初は斜面につけられその後雪渓の残る第二花園・奥ノ平を過ぎるとハイマツが生い茂り、コマクサが群落する駒草平に登山から1時間30分程で着きます。  その後二つの岩でごつごつした急斜面(第三と第四雪渓)を大汗をかいて更に1時間30分程登ると岩の集まりの赤岳頂上です。頂上の後背は断崖ですが、手前は平坦です。  晴天のため頂上の後背に広がる大雪山の中央部を見ることできました。白雲岳・旭岳・北海岳・北鎮岳・凌雲岳・烏帽子岳・黒岳を眺望することができました。  赤岳は色々な高山植物が見られる山です。  森林帯の斜面にハクサンボウフとエゾウサギギク、雪田帯にチングルマとエゾコザクラ、砂礫帯にコマクサとイワギキョウ、全行程でヨツバシオガマが沢山見られました。
登山口の銀泉台、快晴の登山日和でした、登山開始は10:25 そこから平坦な道を10分程歩くと登山口 第一花園の斜面 登山路に咲くエゾウサギギク 第一花園を越えて見晴らしのきく休息所にて
タカネナナカマドです 雪渓が残る第二花園、看板の後に見えるのはチングルマ チングルマの群落です 可憐なエゾコザクラ 登山路を5分の3位登ったところにある駒草平
咲き残る高山植物の女王と呼ばれるコマクサ 正面が第三雪渓でその左が岩だらけの急斜面 駒草平を過ぎると岩だらけの急斜面(第三雪渓) 急斜面の脇にイワギキョウが、疲れを癒やしてくれる 最後の急斜面をを登りきると向こうに岩の集まりの赤岳頂上
赤岳(2078M)頂上、手前は平坦だがその向こうは断崖 頂上の左手、左から白雲岳・後旭岳・北海道最高峰の旭岳・最右が北海岳 旭岳(右)と後旭岳(左)をズームアップしました 中央はなだらか山頂の北海岳 頂上右手に見える左から北海道第二の高峰北鎮岳・円錐形が美しい凌雲岳・烏帽子岳・黒岳
振り返って大雪山の北東側の山並み、中央少し左に屏風岳・その右に武利岳・武華岳 斜面や草地で見られたハクサンボウフウ 各処で見られたヨツバシオガマ 16:51に銀泉台に戻りました