東川町キトウシ森林公園での 竹田津 実氏の森の写真展 [Asaeve] 画像をクリックすると大きな画面が見れます。竹田津氏についての画像の下の記述もご覧ください
キタキツネの親子 魚を捕まえたカワセミ 流氷の上で休むオジロワシ エゾリス
トドの群れ オジロワシ シマフクロウ 空飛ぶカモメ
ヒグマの親子 エゾタヌキ アカゲラ エゾシカの群れ

竹田津実氏は、1937年大分県国東郡竹田津町(現国東市)で生まれた獣医師・作家・動物写真家で、現在北海道の東川町在住です。 岐阜大学農学部獣医学科卒業後、1963年12月北海道小清水町の農業共済組合家畜診療所に獣医師として赴任しました。 幼少は故郷の海・山・川を遊び場として育ち、そこから得た魚や植物の収穫で学用品をまかなっていました。 大学在学中に経験した安保闘争の敗北・虚脱感を癒やすべく、当時知った動物写真家永田洋平氏の「北海道動物記」や周はじめ氏 の写真集や動物記に影響を受け1960年北海道の知床に足を向けました。 その年知床の番屋に46日滞在してすっかり知床好きになり、その後知床の近く小清水町に獣医師と赴任しました。 鳥が大好きで最初は双眼鏡片手に鳥を観察しながら、その後はあたりを住まいしにていたキタキツネを観察しながら仕事をしました。 キタキツネを調べる縁で北大の動物学研究室の教授や学生と出会い、更に多くの研究者や学生が小清水を訪れ、またキツネの撮影にも係わり、 キツネの生きる姿をとらえた映画「キタキツネ物語」や「小ギツネヘレン」も生まれました。 91年に家畜診療所を退職し、2004年に上川の東川町に移りました。 今回は写真の町東川町25年特別企画展で「えぞ王国」森の写真展を東川町のキトウシ森林公園で開催し、 これまでに撮影した動物の特殊加工した写真を野外で展示・紹介しています。